マルセイユ石けんオイルミックス620g、エコノミー版
マルセイユ石けんに必要なオイルをミックスしました。オイル量は620g。
これ一袋で約1000mlサイズの牛乳パック約7分目のマルセイユ石けんができます。
商品の特徴
オイル全体の72%をオリーブ(ポマス)オイル(※)にし、残り28%をココナッツオイルとパームオイルで配合しています。出来上がった石けんは、洗浄力があり、泡立ちがよく、肌をしっとり洗い上げます。出来上がり量は918g。牛乳パック約7分目の石けんが出来上がります。(このオイルミックス1袋で、約115gの石けんが 8個出来上がります。)
※このオイルミックスに使用しているポマスオリーブオイルは、ヴァージンオリーブオイルを絞った後の残りカス(=ポマース)から溶剤抽出したオイルに、エキストラヴァージンオリーブオイルをブレンドした食用グレードのオイルです。
内容量
620g
原材料(オイル配合)
オリーブ(ポマス)オイル 446g
ココナッツオイル 112g
パームオイル 62g
他に必要な材料
・精製水217g
・苛性ソーダ81g(鹸化率90%)
*苛性ソーダは薬局でお買い求めください。ご購入の際には、印鑑などが必要です。
セット内容
・オイルミックス1袋
・作り方付き
パッケージ
遮光でオイル保存によく、使いきりで処分もしやすいスタンディングパウチ(袋タイプ)でお届けします。
湯せんの仕方
未開封のまま湯銭してください。 (目安は、65℃以上の温度で5〜10分、もしくは75℃以上を約5分をおすすめしています) ハサミで切った際に、袋のなかのオイルが漏れる場合がありますので、必ず古新聞や古布などの上でカットするようにご注意ください。
知っておいてほしいこと
・手作り石けんは自己責任のもとでお楽しみ下さい。
・出来上がり重量は、型出し直後の重量になります。乾燥が進むにつれて水分が抜けますので軽くなります。
マルセイユ石けんの歴史
マルセイユ石鹸は昔からフランスで製造され、高級石鹸の代名詞として広まりましたが、時代とともにマルセイユ石鹸と名付けた粗悪品も出回るようになりました。
それを憂いた当時の国王ルイ14世が1688年に石鹸の原料や製造方法を厳しく規定 する王令を発令しました。
この王令を守って作った石鹸のみ「マルセイユ石鹸(サボン・ド・マルセイユ)」と名乗れたのです。
マルセイユ石鹸に72%の刻印がありますが、これはルイ14世が石鹸のうち72%をオリーブオイルだけで作るようにと定めたためです。
その後、時を経た現在では石鹸の原料油脂のうち72%がオリーブオイル、または石鹸のうち油脂全体が72%であればマルセイユ石鹸と呼んでいます。
また、油脂配合以外の製法などは現在もほとんど変わらず、職人たちの手によって受け継がれているそうです。やはり多くの石鹸の中でもマルセイユ石鹸は特別な存在として世界中の人々から親しまれているのです。